1│法律を学んでいる学生へ


高校時代のそれなりの努力の成果として、君の現在の法学部の合格があったはずである。君が入学手続きを取ったことで涙をのんだ入学希望者が入学者の何倍かはあったはずだろう。ということは、一方では君は大学で法律学を学び得る特権を得たことでもある。その法律学を学びを得る特権を放棄することは勿体無いことである。──

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3│弁護士として歩み始めた人へ


訴訟を受任するときに依頼者の主張する事実と提示された証拠で勝ち得るか、予想される相手方の反論まで検証して引き受けるのは当然のことである。しかし、それなりの検証をして勝つはずだ、勝たなければおかしいと思って引き受けた事件が相手方の弁護士の反論に遭ってどう考えても負ける事件になってしまう。──

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2│法曹界を志す方へ


今諸君等に求められているのは厳しい訓練という濃密度の時間をもつことだ。かかる視点から、忙しく勉強に取り組んでほしい。法律実務家には情報処理のスピードが求められている。実務に入ると、気の遠くなる膨大な量の調書を読み、その情報の質を問い適正な要件事実に構成しなければならない。それも短時間に、正確に、誤りなくだ。──

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